令和4年度 草地生産性向上対策事業・リスク分散型草地改良推進事業
お知らせ
2022年12月16日
令和4年度 草地生産性向上対策事業・リスク分散型草地改良推進事業
事業内容
・サブソイラ等による耕盤層の破砕により圃場の排水性を改善。
上記の手法を用いて草地更新を行い、単位面積あたり収量を25%以上増加する。
○取組事例紹介
施工地区:弟子屈町奥春別地区
事業実施者 氏 名:小泉農場㈱
リスク分散型草地改良(耕盤層の破砕による圃場の排水性の改善)
面 積 3.37 ha
事業実施期間 令和4年4月~令和4年10月
施工者 自己、JA(除草剤散布のみ)
土壌硬度測定方法 デジタル貫入式土壌硬度計DIK-5531使用(農家・普及センター・JA立会)
行 程
①令和4年4月12日 土壌硬度測定(転換前:1,268kpa)
②令和4年4月19~20日 耕盤層破砕
③令和4年4月25日 耕起
④令和4年4月27日 耕起・砕土(2回掛け)
⑤令和4年5月3日 砕土(1回掛け)・鎮圧(1回目)・施肥播種・鎮圧(2回目)
⑥令和4年7月11日 コントラ除草剤散布(ゲザプリムフロアブル・ワンホープ乳剤)
⑦令和4年9月29日 土壌硬度測定(転換後:918kpa)
効果の検証
サブソイラを使用して耕盤層の破砕を行い、排水性改善に取り組んだところ、弟子屈町は全体的に干ばつに見舞われ収穫までに台風等による降雨の被害は発生しなかった。収穫前の9月20日に降雨があり、事業実施ほ場の隣接ほ場では、水たまりが発生していたが、事業実施ほ場には水たまりが無かった。このことから、耕盤層破砕による排水性改善効果が確認できました。
令和4年度 草地生産性向上対策事業
受益者 小泉農場㈱ 3.37 ha
施工前
耕盤層破砕
施工後